文月福岡純情物語



  1.リベンジ

リベンジだった。
3月に福岡日帰り旅行を計画したものの、
管制センターのコンピュータダウンにより計画は頓挫され、
福岡旅行は幻となってしまった。
JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国各社の管轄エリアには、
不十分とはいえ一度は訪れたことがある。
しかしJR九州の管轄エリアにはまだ足を踏み入れたことはない。
日本列島でまだ九州という土地には生まれてこの方一度も行ったことがないのだ。
3月1日のANA一日乗り放題で日帰り旅行を企画して、
九州初上陸を目指したが夢果たせず、
その思いを込めて7月にリベンジ九州旅行を企画した。
今回はANAの「超割」を使用するために無理して日帰りする必要もなく、
1泊でJR九州管轄エリアを、JR博多駅中心にじっくりと取材してこようと思う。
ANAには会員登録してあるため、
一般販売に先行して予約を入れることが出来る。
それを利用して7月5日土曜日は羽田7:25a.m.発9:05a.m.福岡着ANA241便、
7月6日日曜日福岡7:45p.m.発羽田9:20p.m.着ANA270便を押さえた。
一般販売日を待ってチケットレス、カード決済で購入し、
東横イン博多口前店に電話で予約を入れる。
今回は福岡ドームの取材も兼ねる予定だが、
5日はナイターなので、デイゲームの日曜日に取材に行くことにした。
そのため土曜日はANA利用者だけに販売される“九遊きっぷ”で駅取材し、
日曜日に福岡ドームの取材をすることにした。
ローソンチケットで内野B指定席を購入し、
日曜日は福岡ドーム取材と九州で最大の私鉄である西鉄の取材をすることにした。
土曜日は甘木鉄道の取材も含めて鹿児島本線を鳥栖から門司港まで取材する。

 11:05博多−つばめ9号−11:31久留米
 11:58久留米−快速4332M−12:11基山
  ※甘木鉄道取材
 12:53基山−普通2347M−13:01鳥栖
 13:23鳥栖−有明26号−13:44博多
 14:05博多−ソニック29号−14:44小倉
 15:01小倉−普通2838M−15:06門司
 15:32門司−快速4140M−15:40門司港
 16:00門司港−普通171M−16:14小倉
 16:52小倉−有明35号−17:42博多

この計画を立てた頃、井崎さんからオフ会のお誘いを戴く。
井崎さんは九州在住の方で、
「REI RINGONO Home Page」を立ち上げた頃から仲間のひとりである。
彼は自らも絵を描き、それをホームページ上で発表している。
そういった関係でTAMAさんを通じて彼と知り合った。
TAMAさんは「林檎乃麗掲示板」書き込み第一号の方で、
彼女自身は油絵を描いてそれをホームページ上に発表している。
「REI RINGONO Presents Beers」のトップページの壁紙も彼女によるものだ。
井崎さんの掲示板で今度九州に行く計画をしていると書き込んだら、
オフ会をしないかと誘って頂いた。
メールで連絡を取ると彼は佐賀在住らしい。
そこで佐賀で待ち合わせることにして、
土曜日の計画を再検討した。
先に門司方面に行くことにして、
更に調べたら黒崎には路面電車が走っていることを知り、
そちらを中心にして今回は甘木鉄道の取材は断念する。

 11:05博多−ソニック17号−11:36黒崎
  ※筑豊電鉄取材
 11:59黒崎−ソニック19号−12:09小倉
  ※北九州高速鉄道取材
 13:04小倉−普通2334M−13:10門司
 13:37門司−快速4128M−13:45門司港
 14:25門司港−普通163M−14:38小倉
 14:52小倉−有明31号−15:42博多
  ※東横イン博多口駅前店 16:00チェックイン
 17:05博多−つばめ21号−17:25鳥栖
 17:46鳥栖−かもめ35号−18:01佐賀

博多で一度チェックインしてバッテリーの充電をして、
シャワーを浴びてから最小限の荷物だけ持って出掛けることにする。
そして当日を迎えた。
天気予報は梅雨時ということもあって良くなかったが、
7月5日の朝は曇ってはいたものの、雨は降っていなかった。

2003/07/08 22:32


  2.エキサイティング

7月5日土曜日、
4:30a.m.に起床して5:14御茶ノ水行きで秋葉原に行き、
京浜東北線で浜松町に出て、
6:14発の東京モノレールで羽田空港に行く。
ANA241便で福岡に向かうが、
出発時間の7:25a.m.までには少し時間があったので、
全日空商事「エアデリカ」で掻き揚げうどん\580喰う。
掻き揚げは思ったよりも立派だった。
ANA241便は9:05a.m.に福岡空港に着く。
曇天だったが、雲を突き抜けると晴天だった。
理屈では当たり前だと分かっているのだが、
実際に見るとやはり感動だ。
福岡空港で飛行機を降りてから市営地下鉄に乗って博多へ。
福岡市交通局のえふカード\1,000購入する。
これは市営地下鉄のプリペイドカードで、
しかも額面\1,000なのに\1,100分使える。
しかし福岡空港−博多間\250というのはやはり高い。
東京の場合は駅間が短いから単純な比較にはならないが、
福岡空港から博多までは途中一駅しかない。
乗った車両は103系1500番台だった。
前面も大きくリニューアルされていて、
103系と云われなければ新造車両と間違えるほどだ。
JR博多駅に行ってみどりの窓口で九遊きっぷ\3,000購入する。
これはANAの超割発売期間限定で発売されるきっぷで、
ANAの登場半券を提示すると購入できる。
JR九州エリアの特急自由席が一日乗り放題になる。
ホリデーパスが\2,300という事から考えるとかなり割安といえる。
ANAとのタイアップだからこそ出来る料金設定なのだろう。
これで入場して、11:05a.m.までJR博多で車両取材する。
これは正直云って非常にエキサイティングな取材になった。
国鉄分割民営化後15年が過ぎ、
国鉄車両の大半が淘汰されてJR各社オリジナル車両となっている。
JR九州も例外ではなく、
特にJR九州の中核を成す博多駅では、
入線する車両のほとんどがJR九州オリジナル車両であり、
それ故入線するすべての車両が取材対象なのである。
787系特急「ありあけ」、
817系福北ゆたか線、
ED76型電気機関車寝台特急「さくら/はやぶさ」、
415系近郊形車両、
813系近郊形車両、
885系特急「かもめ」、
783系特急「みどり」、
883系特急「ソニック」1次車、
787系特急「つばめ」、
883系特急「ソニック」3次車、
783系特急「ハウステンボス」、
キハ72系ジョイフルトレイン「ゆふいんの森」、
885系特急「白いソニック」等。
11:05a.m.、今度は「ソニック17号」に乗車して駅取材に出掛ける。

2003/07/15 01:21

※写真:駅員の指示で入線する783系特急「みどり」 撮影時刻 2003/07/05 10:27:11


  3.門司港レトロ

11:05に「ソニック17号」に乗車して黒崎を目指す。
約30分の乗車で黒崎に着く。
ここで駅取材する。
黒崎は筑豊電鉄が駅前に接続している駅で、
当初の予定ではここで下車するつもりはなかったのだが、
路面電車が来ているということで急遽ここも取材対象に加えたのだ。
ここでは運良く筑豊電鉄の3000系の車両取材も出来た。
11:59、「ソニック19号」で今度は小倉に行く。
小倉は「こくら」と読み、新幹線も停まる北九州では大きな駅の部類になる。
駅には北九州高速鉄道のモノレールが乗り入れていて、
丁度駅ビルのど真ん中に乗り入れる形になっている。
JRのコンコースからは停車中のモノレールを直接見ることが出来る。
モノレールの車両取材をするために、
敢えて一区間\160を購入してホームに入り、車両取材する。
出札の時に自動改札を通れず、
窓口に駅員がいないことをいいことに、
切符をそのまま置いて無理矢理出てきてしまった。
13:04普通で小倉から門司に移動する。
熊本で人身事故があった影響で、
門司から門司港への移動は列車が少し遅れていた。
13:45門司港に着く。
門司港は鹿児島本線の終着駅であり、車両基地もある。
そして門司港は「門司港レトロ」と呼ばれ、
大正時代の華やかかりし頃の建築物がまだ残っているのである。
フォトグラファーとしては触手を動かされる被写体ばかりであった。
この街の様子は谷村信司がアルバム「中空(なかぞら)」で、
「門司港レトロ」の題名で唄っている。
門司港の取材時間は40分で、結局昼食を喰っている暇はなく、
駅近くのファミマでおにぎりと生茶買って帰りの電車の中で喰うことになる。
14:25発の普通電車で小倉を目指す。
ボックスシートタイプの811系だったので、
ここでおにぎりを喰って腹ごしらえする。
ボックスの反対側にはひとりの中年女性が座っていた。

2003/07/15 01:50

※写真:大正ロマンの漂う門司港駅 撮影時刻 2003/07/05 14:30:37


  4.林檎乃麗が騙した女

14:25門司港を出発した普通電車は13分掛けて小倉に向かった。
ボックスシートの目の前の中年女性ははじめ文庫本を読んでいたが、
おいらのカメラを見て話しかけてきた。
「失礼ですが、プロのカメラマンの方ですか・・・」
おいらの愛機、OLYMPUS CAMEDIA E10を見てそう云った。
確かに知らない人から見れば、
OLYMPUS CAMEDIA E10は普通の一眼レフとは形状が違うので、
プロフェッショナル仕様のカメラに見えるのかも知れない。
「いえ、アマチュアです」と答えると、
今度は「学生さんですか・・・」と云ってきた。
あの、・・・大学を卒業してから15年も経っているのだけれど・・・。
やはり若く見られているのか、
それとも社会人としての自覚が微塵も感じられないのか・・・。
・・・たぶん後者の方だと思うけれど・・・。
それから彼女は「九州はいいところでしょう・・・」という話をした。
福岡はとてもいいところだということ。
人情が厚くて、それていて都会的センスもある。
情熱的で、一途な人が多い。
それに比べて大分の人は性格が悪くて好かん!
お笑い芸人はなわ氏によって佐賀は有名になったけれど、
確かにあそこは田舎だ・・・云々。
それから福岡の女性は一途な人が多いから、騙してはいけないということ。
一度惚れた男はとことん愛し抜くので、
捨てたりしたら一生恨まれるし、人情沙汰の事件も多いという。
だから福岡の女は騙してはいけないと強調していた。
おいらは福岡の女に限らず、
何処の女性も騙してはいないんだけれどな・・・、
たぶん・・・、少なくても最近は・・・、と思う・・・ような・・・気がする。
昔のことは・・・記憶が曖昧で(^_^;)
小倉に着いてその中年女性とは別れた。
それでも彼女のおかげで楽しい旅になった。
たった13分のことだけれども・・・。
小倉からは14:52始発の有明31号で博多に行き、
ここで電話で予約しておいた東横イン博多口前店にチェックインする。
しかし当初の予定は脆くも崩れてしまった。
午前中に熊本で人身事故があった影響で、
予定していた「有明31号」が運休になってしまったのである。
これも以前林檎乃麗が騙した女の祟りだろうか・・・。
まさか・・・ね。
仕方がないのでこの後の15:13発「ソニック32号」で博多に行く。
少し時間が空いたので再び小倉駅を取材しようとしたら雨が降っていた。
傘を差さなければならないくらいの雨だった。
これも林檎乃麗が騙した・・・な、訳はないよね。
この旅行で傘は持ってこなかったし、
雨には参ったな・・・。
とほほ・・・。

2003/07/16 02:35

※写真:特急「有明31号」の運休を告げる小倉駅の掲示物 撮影時刻 2003/07/05 15:08:54


  5.夢売り屋さん

仕方がないので、小倉駅15:13発のソニック32号に乗る。
大分発だったが何とか座ることが出来た。
これで終点博多駅に行き、
博多駅口から出て少し駅の写真を撮り、
電話で予約を入れたおいた東横イン博多口駅前店にチェックインする。
部屋に入って荷物を整理し、
既に残量のほとんど無いデジカメのバッテリーを持参した充電器に入れ、
シャワーを浴びて着替え、再び出掛ける。
今回は撮影に必要なものだけを持って出掛けたので、
荷物はだいぶ軽くなった。
予定通り、17:15博多発のつばめ21号に乗り鳥栖へ行く。
長蛇の列だったが、始発駅ということもあり何とか座れた。
鳥栖で次のかもめ35号を待つ間に駅取材する。
17:46に783系「かもめ35号」が来てこれに乗る。
次の停車駅は佐賀で18:01着である。
ここで車両取材や駅取材をしていると井崎さんから携帯に電話がある。
そして駅で井崎さんと会う。
会うのは勿論初めてである。
彼は「REI RINGONO Home Page」で知り合ったネットの仲間で、
今でもお付き合いを戴いている中では最古参のひとりである。
今回の九州入りで漸くお会いすることが出来た。
彼は車で来ていて、おいらが駅取材をしていることを知っていたので、
是非写真を撮って貰いたい駅を車で案内してくれる。
最初に行ったのは唐津線小城(おぎ)駅で、ここでは偶然に車両取材も出来る。
更に隣の東多久(ひがしたく)、
そして木造駅舎としてはちょっと有名な厳木にも連れて行ってくれる。
「厳木」は「きゅうらぎ」と読む。
地元出身の中島潔氏の作品を地元高校生が模写した壁画がある。
このあと更に唐津まで行き、ホテルで食事をする。
ここは井崎さんが奢ってくれる。
このあと唐津の駅まで行き、井崎さんとは握手して別れる。
井崎さんはご自身のホームページ名を「夢売り屋さん」としているが、
確かに彼と話をしているとなんだか楽しい気分にさせてくれる、
正しく夢を売ってくれたような時間を過ごさせて貰った。
本当にここから感謝している。
唐津から筑肥線筑前前原行き最終電車に乗り、
終点で福岡空港行きに乗って博多まで帰る。
ホテルの自販で缶ビールとおつまみを買い、
部屋に戻ってシャワーを浴び、ビールを飲んでから寝る。

2003/07/25 01:40

※写真:幻想的な佐賀の風景 撮影時刻 2003/07/05 19:06:35


  6.博多/福岡

6:30a.m.にモーニングコールをセットしていたが、
6:20a.m.には目が覚めてしまった。
目が覚めた時は旅行中ということが良く理解できず、
「おいらは何処にいるのだろう・・・」と思ってしまった。
シャワーを浴びて荷物の整理をして1階に降りる。
東横イン博多口店では朝食サービスとして、
おにぎり、味噌汁、コーヒーが用意されている。
スタッフが自ら握ったおにぎりを3個戴く。
部屋に戻って歯を磨いてから荷物を持ってチェックアウト。
JR博多駅に行って入場券を購入して車両取材する。
昨日既に車両取材は済んでいるが、
それを補完する形で再度取材を重ねる。
このあと市営地下鉄で天神まで行って西鉄の取材する。
今回の旅行で初めて知ったのだが、
今まで「博多」と「福岡」の違いがよく分からなかった。
と云うよりも、寧ろ“博多=福岡”だと思っていた。
空港は「福岡」だが、JRの駅は「博多」なのは、
この地方のふたつの云い方の片方を選んだのかと思っていた。
しかし現地に行って明確に場所が違うのだと知った。
JRの駅のある場所が「博多」であり、
博多から地下鉄で駅で3つ移動した場所が「福岡」なのだ。
しかも地下鉄の駅名では「天神」であり、
その場所に起点を持つ西鉄は駅名を「福岡」とした。
ここに九州で覇権を争うふたつの鉄道会社のライバル意識が見え隠れする。
つまりJR(旧・国鉄)は九州の中心地を「博多」と主張し、
西鉄は「福岡」をその起点としている。
西鉄は「西鉄福岡」という駅名に固執しているが、
しかし市営地下鉄では「天神」の名になっていることから、
駅ビルには「西鉄福岡駅」と書かれているが、
改札上には「西鉄福岡(天神)駅」と書いている。
西鉄で一端高宮まで行ったが相対式ホームで、
しかも雨が降り出していることから屋根のある薬院まで戻り、
そこで一端下車して駅取材してから車両取材する。
本来ならこのあと市営地下鉄で唐人町まで行き、
写真を撮りながらホークスタウンまで行く予定だったが、
雨が強くなってきたので予定を急遽変更し、
バスで福岡ドームを目指す。

2003/08/04 23:22

※写真:西鉄福岡駅南口 撮影時刻 2003/07/06 11:48:04


  7.mission“疫病神”

バスで福岡ドームに行き、
既にローソンチケットで購入していた指定席券で入場する。
福岡ダイエーVS千葉ロッテ公式戦・B指定席一塁側47列491番。
売店で折尾デラックスかしわめし\1,000買い、
売り子からビールを買って喰いながら観戦する。
始球式にはおすぎとピーコのおすぎが出てきた。
福岡ドームは天井可動式で、
天気の良い時はオープンになるのだが、
ダイエーグループの経営破綻で金の掛かる天井の開閉はなくなり、
今ではしまったままになってしまった。
福岡ダイエーと千葉ロッテでは首位を走るダイエーよりは、
千葉ロッテにかって貰いたいのが西武ファンの心情だが、
どうもおいらが球場で応援すると何時も負ける傾向があるため、
敢えてダイエー側のチケットを取ったのだ。
名付けてmission“疫病神”!
7回まで観て途中で出る。
翌日新聞で知ったのだが、
この作戦が稿を制したのか、5−0でロッテが勝った。
バスで再び天神まで戻り、福岡市営地下鉄空港線の取材する。
地下鉄線内では上手く車両取材できないため、姪浜まで移動する。
303系のほか、とても103系とは思えない、
前面デザインの改良が加えられた103系1500番台などを取材する。
ここで十分取材してから博多まで行き、
博多地下街の「珈琲・カレー・ナイル」で1/2&1/2\580+29喰う。
これはカレーとハヤシのハーフ&ハーフというもの。
7:45p.m.テイクオフのANA270便で羽田に戻る。
京急で品川まで行き、
JRに乗り換えて総武快速線直通の横須賀線で津田沼まで行き、緩行線で帰る。

  −取材結果−

 CF Card_1 撮影 191枚 保存 67枚
 CF Card_2 撮影 147枚 保存 52枚
 CF Card_3 撮影 151枚 保存 38枚
 CF Card_4 撮影 150枚 保存 60枚
 CF Card_5 撮影 57枚 保存 9枚

 計     撮影 696枚 保存 226枚 採用率 32.5% 

2003/08/04 23:58

※写真:大型モニターに映し出されたダイエーのユニホームを着るおすぎ 撮影時刻 2003/07/06 13:14:56




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