睦月土佐松山純情物語



  1.繰り上げられた旅行計画

去年8月に関西方面に2泊3日で旅行に行って以来、
会社の試験や支店の引越などなかなか泊まりがけの旅行に行く機会が得られず、
そろそろ一泊でもいいからじっくりと写真が撮りたいなと思っていたところに、
航空会社からそろって格安チケットの案内が来た。
JALの“バーゲンフェア”とANAの“超割”である。
去年は春に九州、夏に北海道に行ったため、
今年はまず手始めに四国に行ってみようと思った。
四国は2003年3月に広島から岡山に掛けて旅行し、
岡山から瀬戸大橋を渡って徳島から帰った時が初めての上陸である。
その時は高松から高徳線で徳島までを特急「うずしお」で移動した。
2度目の四国体験は2004年9月に高松空港で降り、
土讃線で高松−高知間を特急「しまんと」で移動し、
途中御免で土佐黒潮鉄道の取材をした。
当日移動で高松まで戻って一泊し、
翌日は特急「いしづち」で松山まで移動して伊予鉄道市内線の取材をした。
しかし生憎の雨で思ったように取材できなかったのだ。
それ以来四国には行っていない。
四国は国鉄時代から“本線”がないが、
それでもJR四国で本線格となる高徳線全区間、
土讃線高松−高知間、予讃線高松−松山間は乗り潰した。
そこで今回は今までいったことがない土讃線高知−窪田間と、
予讃線松山−宇和島間、
そして地方交通線ながら土讃線と予讃線を結ぶ予土線全区間を乗り継ぎ、
四国の主要路線の乗りつぶしを完結させたいと思った。
そこで2月17日土曜日から18日日曜日の割引チケット発売期間の土日にかけて、
この全区間の乗りつぶしと、
前回の取材で思うように出来なかった伊予鉄道市内戦前電停取材を敢行しようと思った。
2月17日は08:40羽田空港発ANA561便で高知龍馬空港へ行き、
「超割」利用者に限って発売されるエアレール「四国遊きっぷ」を購入し、
当日移動で松山までの旅を敢行し、
翌日は丸一日掛けて伊予鉄市内線全駅取材をして、
19:25松山空港発のANA598便で羽田に帰るという計画を考えた。
エアレールは「超割」利用者だけに発売される割引切符で、
新幹線の走っていない北海道、四国は\3,000で、九州は\5,000で、
特急を含む普通車自由席が一日乗り放題となる特別なきっぷである。
今までもこのきっぷを利用したいがためにJALではなくANAを選んでいたのだ。
大まかな計画を立てて2月分の「超割」発売を待つことにした。
しかしある時何気なしにANAのホームページを見ていて、
1月分の超割一般発売期間であることに気付き、
試しに見ていたら1月分でも羽田発高知龍馬空港行のANA561便の席があることを知った。
それなら1月でも計画できるのではないかと思い、
帰りの松山−羽田のANA598便を見たらさすがにこれは満席だった。
しかよく考えてみたら、
今回の計画では1日目に当日移動で高知から松山まで移動するため、
翌日は“四国遊きっぷ”は購入しない。
つまり帰りはANAにこだわる必要がないのである。
そこでJALのホームページを見てみたら、
松山18:00発の羽田行き最終便がまだ座席が残っていた。
ANAよりも1時間半も早いが、
それでもこの座席を押さえれば1月にも計画が実行できる。
そこで急遽予定を変更して1ヶ月前倒しして四国旅行を計画したのだった。

2006/11/19 21:09


  2.計画決定

ANAのホームページにアクセスして1月27日土曜日の、
08:40羽田空港発のANA561便を「超割」で予約しチケットレス決済する。
これで当日空港に行って決済したクレジットカードで発見すればよい。
ANAではチケットレスサービス「SKIP」もあるが、
半券がないとエアレール「四国遊きっぷ」の購入に困るので、
今回は「SKIP」は利用しないことにする。
そのあと直ぐにJALのホームページにアクセスして1月28日日曜日の、
18:00松山空港発のJAL1472便を「バーゲンフェア」で予約し、
こちらもチケットレス決済した。
これで行きと帰りの飛行機は押さえた。
同時に27日土曜日の宿も押さえなければならない。
検索エンジンで出来るだけ松山駅に近いビジネスホテルを探し、
「ターミナルホテル松山」に予約を入れることにする。
ここは日本旅行のホームページ「旅ぷらざ」で探し当てたため、
「旅ぷらざ」の無料会員登録をする。
そうすることによって割引料金で予約できるのだ。
1月27日土曜日から1泊\5,250で予約し、
同時に翌日の朝食\630も予約する。
これで当日羽田に行くだけである。
念のためにANAのホームページでエアレールの設定がちゃんとあるのか確認した。
「四国遊きっぷ」はちゃんとあったものの、「九遊きっぷ」の設定はなくなっていた。
また今までのエアレールの設定は行きと帰りが「超割」の場合、
その間に挟まった区間は全てエアレールの対象区間だったが、
今回確認したところ、
「『超割』設定期間中の四国着の当日・翌日のご購入およびご利用となります。」となっていた。
今回は当日移動のためこの設定でも問題ないが、
今後は「超割」を使った旅行でも思ったように移動取材できないし、
九州を移動しながらの旅行も難しくなった。
勿論、金に糸目をつけなければどうでもいいのだが・・・。

1月27日(土)

05:59幕張−総武緩行線・下り510C(10)−06:09千葉[23]
(06:17幕張−総武緩行線・下り560B(10)−06:27千葉[5])
06:32千葉※−総武快速線・上り678F(49)−07:21品川[7]
07:28品川−山手線・外回り716G(5)−07:33浜松町[7]
07:40浜松町−東京モノレー・快速C0705(19)−07:59羽田空港[41]
08:40羽田空港−ANA561便(85/1:25)−10:05高知龍馬空港[15]
10:30高知龍馬空港−土佐電ドリームサービス(45)ー11:15高知駅前[15] \700
 ※みどりの窓口で四国遊きっぷ\3,000購入
11:30-34高知−南風3号(75/1:15)−12:45窪川[37]
13:22窪川※−予土線・下り4843D(119/1:59)−15:21宇和島[29]
15:50宇和島※−宇和海18号(81/1:21)−17:11松山

 ※ターミナルホテル松山チェックイン

1月28日(日)

 ※ターミナルホテル松山チェックアウト

 ※伊予鉄市内線1Dayチケット購入 \300
  JR松山駅観光案内所
  営業時間/08:30〜17:00

 ※伊予鉄市内線全駅取材 08:30〜16:45(495/8:15)

16:45JR松山駅前−伊予鉄リムジンバス(15)−17:00松山空港[60/1:00] \300
(17:15JR松山駅前−伊予鉄リムジンバス(15)−17:30松山空港[30])
18:00松山空港−JAL1472便(75/1:15)−19:15羽田空港
19:40羽田空港−東京空港交通リムジンバス(45〜75/1:15)−20:25〜20:55JR津田沼駅 \1,200

2006/11/19 23:37


  3.海老プリカツ弁当の朝−旅の始まり

予定では1月27日土曜日は5:10a.m.に起床して、
05:59の千葉行きで千葉まで行き、
快速で品川まで出て浜松町まで戻るつもりでいたが、
ちょっと寝過ぎて目が覚めたら5:30a.m.だった。
さすがにこの時間だと一端千葉まで行ったのでは遅くなってしまうので、
各駅停車で秋葉原まで行って浜松町に出ることにした。
06:19で津田沼まで行き、ここで始発に乗り換えて秋葉原まで行き、
山手線で浜松町まで出て東京モノレールに乗り換え羽田空港まで行く。
昨日までの天気予報では今週末は雨になっていたのだが、
昨日から降り出した雨は今朝家を出るときには既に止んで、
東京モノレールから見る車窓には朝の日差しも望めた。
羽田空港第2ビルに到着したのは千葉経由の予定より10分早い時間だった。
早速クレジット決済をしたANA561便のチケットを発券し、
手荷物検査の手続きをする。
いつもは検査に引っかかることはなかったのだが、
今回は腕時計が引っかかってしまった(^_^;)
入場して1階のバス発着場に行き、ここの売店で「海老プレカツ弁当」\850等購入する。
羽田空港は四国方面はバス移動が多いな・・・。
「海老プリカツ弁当」はその名の通り、海老カツがメインの弁当で、
ポテトサラダなどが付け合わせに付いている。
トンカツ弁当良くあるが、海老カツというのは珍しい。
海老フライではなく、小さな海老が固めてカツとして揚げてあるのである。
ベンチで弁当を喰いながらゲートが開くのを待つ。
案内があってバスに乗り込み、搭乗機まで行くが、
準備が遅れていて暫くバスの中で待たされる。
搭乗後にCAからのアナウンスで水漏れのために調査していたのだという。
結果的には昨日降った雨が原因だと分かったらしいが、
逆に云うと雨漏りする飛行機って・・・、大丈夫なのだろうか。
今回乗ったボーイング737−300は、アコモが新しくなっていた。
雨漏り調査で離陸が遅れたため、更に順番待ちで15分遅れてしまった。
その結果、高知龍馬空港に到着するのもその分遅れてしまったのである。
機中ではヘッドホーンで広瀬香美特集などを聞いていたが、
改めて聞き直すとやっぱり“Dear・・・again”は名曲だなと思う。
高知龍馬空港では、飛行機の遅れに合わせてバスも待っていてくれたが、
今回は高知駅で「超割」の半券で四国遊きっぷを購入しなければならなかったため、
時間がギリギリになってしまった。
それでも四国遊きっぷ\3,000はちゃんと購入できたし、
予定していた11:30発の「南風3号」には充分に間に合った。
「南風3号」はアンパンマンラッピングの派手な2000系特急形気動車だった。

2007/02/08 22:18

※写真:羽田空港空弁「海老プリカツ弁当」 撮影時刻 2007/01/27 08:11:45


  4.アンパンマン特急と予土線各駅停車の旅

JR四国はその名の通り、四国全域を営業エリアとする旅客会社で、
国鉄の四国エリアを引き継いで誕生した。
分割民営化後にJR四国ではオリジナリティを出すために、
国鉄色を払拭する努力がなされ、
国鉄時代の「・・・本線」という表現は改められ、
また車両の型式番号も他のJR各社が国鉄時代の方式を引き継いでいるのに対し、
JR四国のオリジナル車両は私鉄のように4桁で表現される。
そして特筆なのは“アンパンマン”をフューチャーした列車を走らせているということである。
2000系気動車特急は車両全体をアンパンマンラッピングした車両を走らせているし、
1000系一般形気動車にもアンパンマンのキャラが貼られている。
また第三セクターの土佐くろしお鉄道も、
ごめん・なはり線の新規開業の際、
各駅にやなせたかし氏がオリジナルキャラを書き下ろして使用され、
更に“後免町”は“ありがとう”に駅名まで変えてしまっている。
四国はやなせたかし氏の完全な占領下になってしまっている。
アンパンマン特急は2000年10月に土讃線に誕生し、そのご予算線にも普及している。
土讃線のアンパンマン特急は2編成あり、
2000年10月に誕生したのはアンパンマン列車1号ブルーで3両編成である。
もう一つは2001年3月に誕生したアンパンマン列車2号ピンクで、
こちらは4両編成である。
高知から窪川まで乗ったアンパンマン特急は“1号ブルー”で、
高知方に通常デザインの2000系を1両増結していた。
予定では車中で駅弁を購入して昼食にするつもりだったが、
この列車には車内販売がないと車掌が車内アナウンスで云っていた。
そういうことは乗り込む前に行って欲しいんだよね・・・。
須崎で列車交換の時に自販でお茶だけ買う。
12:45に窪川に着き、ここで「南風3号」を下車する。
特急「南風」はこの先、土佐くろしお鉄道に直通して終点宿毛まで行く。
しかし今回は今日中に松山まで行かなければならないので、
ここからは予土線を宇和島まで行くことにする。
37分の乗り換え時間で駅取材と車両取材する。
駅蕎麦があればここで昼食にしようと思ったのだが、kioskしかなかった。
おにぎり2個を買って駅で喰い、キハ32で宇和島まで行く。
キハ32は1両編成のロングシート車だった。
1時間59分の旅で終点宇和島に到着する。

2007/02/10 13:57

※写真:高知駅に停車中の2000系特急「南風」 撮影時刻 2007/01/27 11:38:24


  5.もう一つのアンパンマン特急と松山の夜

宇和島に到着したのは15:21で、
29分の乗り換え時間で特急「宇和海」に乗り換えて松山まで行くことになる。
宇和島で駅取材して、「ウィリーウィンキー」で菓子パン2個とペットボトルのお茶を買う。
ここはJR四国のグループ企業で作りたてのパンを販売している。
カレーパンとチーズフラワーを購入して、
改札が開くのを待って特急「宇和海18号」に乗車する。
特急「宇和海18号」もアンパンマン列車の2000系だった。
土讃線のアンパンマン列車が固定編成であるのに対して、
予讃線のアンパンマン列車は1両ごとに名前が付いている。
11両が予讃線2000系アンパンマン特急に在籍し、
非貫通型の展望先頭車両は2004ばいきんまん号と2005ドキンちゃん号の2両である。
貫通型の連結可能な先頭車両は2109しょくぱんまん号、
2110クリームパンダ号、2113メロンパンナちゃん号、
2107カレーパンマン号、2152ロールパンナ号がある。
中間車両には2217パンこうじょうのなかま号、2208どんぶりまんトリオ号、
2210あかちゃんまん号、2204おむすびまんトリオがある。
今回乗ったのは非貫通型先頭車両2205ドキンちゃん号と、
貫通型先頭車両2109しょくぱんまん号に挟まれた編成だった。
車中で購入したウィリーウィンキーのパンを喰い、そのあと取材の疲れからかウトウトする。
特急「宇和海18号」が宇和島を出る頃にはポツポツと雨が降り出していた。
しかし松山に到着した頃には既に雨は止んでいた。
「宇和海18号」の2000系が松山に到着すると、
同じホームには8000系特急「しおかぜ」「いしづち」が停車している。
ホームが特急2編成分の長さがあり、
跨線橋を渡らずに乗り換えが出来るように工夫されている。
ここで車両取材してから予約していた「ターミナルホテル松山」にチェックインする。
少しゆっくりしてからカメラだけ持って再び出掛ける。
駅前で野良猫を見つけ、ずっと写真を撮っている。
そのあと「ぐるめ亭・JR松山駅店」で究極のぐるめ定食\1,363喰う。
サイコロステーキと海老フライの定食だった。
「MAX」という名前の聞いたことのないコンビニでビールやつまみなど買い、
kioskで「週刊アスキー臨時増刊号」を購入し、
ホテルに戻ってシャワーを浴びてからビール飲みながら「週アス増刊号」を読む。
今回はまもなくリリースされるWindows Vista特集だった。
ビールを飲みながら気が付いたのだが、テーブルに灰皿が置いてあった。
予約するときに「禁煙室」をお願いしていたのに喫煙室だった。
ただ、もうくつろいでしまったのでフロントにクレームを云うことなく、
そのまま宿泊することにした。

2007/02/10 15:42

※写真:宇和島に停車中の2000系特急「宇和海」 撮影時刻 2007/01/27 15:49:58


  6.伊予鉄道市内線全電停取材午前の部

このたびの二日目は一日松山に留まり、
伊予鉄道市内線の全電停取材に費やすことにする。
今まで多くの旅で鉄道取材をしてきたが、
鉄道のきっぷを全く購入しない一日というのは初めてかもしれない。
伊予鉄道は松山市を中心に鉄道と路面電車、バスなどの交通機関のほか、
百貨店、旅行代理店、観光事業など幅広く手がける伊予鉄グループの中核企業で、
愛媛を代表する企業グループといえる。
伊予鉄道はもともと松山の中心地と外港である三津とを結ぶ鉄道に端を発する。
1887年に設立され、翌年には四国で始めてとなる鉄道が敷設された。
これが現在の伊予鉄道郊外線の高浜線の一部となっている。
伊予鉄道は更に1896年には森松線、1899年には横河原線と開業させ、
1900年には道後鉄道、南予鉄道を合併して道後線、郡中線とするなど
路線を拡大していった。
その一方で1907年には松山電気軌道が三津浜から道後までの路線を開業し、
軌道路線を拡充していった。
伊予鉄道と激しい集客合戦を繰り広げたがその競争が祟って累積赤字を繰り返し、
1921年には伊予鉄道に吸収され、
それが現在の伊予鉄道市内線の一部となっている。
一時期伊予水力電気と合併して伊予鉄道電気に社名変更していた時期もあったが、
戦時中に切り離されて再び伊予鉄道となり、
1965年には森松線が廃止されたが、
松山市を中心に高浜までの高浜線、横河原までの横河原線、郡中港までの郡中線は、
伊予鉄道郊外線として現在も営業している。
伊予鉄道松山市内線は城北線、城南線、本町線、大手町線、花園線とあるが、
実際は松山市駅を出て環状線を一周する系統と、
道後温泉までを往復する市駅線、
松山市駅へは行かずにJR松山駅前で折り返すJR線、
南堀端から本町線に入る系統がある。
伊予鉄道松山市内線には1DAYチケットというのがあり、
大人\300で市内電車とバスが一日乗り放題になる。
今日はこれを購入して一日かけて全電停、全車両の取材をする。
6:20a.m.にアラームをかけて起床するつもりだったが、
目が覚めたら7:00a.m.になっていた。
しかもその間ずっとアラームは鳴りっぱなしだったようである。
シャワーを浴びて7:40a.m.頃、1階に下りて朝食喰う。
トーストとコーヒー、ハムエッグとサラダで、これで\630というのは少し高い気がする。
7:20a.m.頃チェックアウトし、旅行用バッグをコインロッカーに預け、
駅前で少し車両取材しながら8:30a.m.になるのを待って、
JR松山駅観光案内所で1DAYチケットを購入する。
スクラッチ方式になっていて、利用する年、月、日を削る方式である。
JR松山駅から最初に道後温泉まで行き、ここで坊ちゃん列車を取材する。
坊ちゃん列車は伊予鉄道でかつて走っていた軽便鉄道の蒸気機関車を模した、
ディーゼル機関車牽引の路面電車で、松山の名物である。
道後マドンナの方々と記念写真などを撮ってもらい、
上一万、赤十字病院前、平和通一丁目、鉄砲町、清水町、高砂町、木屋町と取材する。
路面電車の到着を待っていると時間がかかるので、
隣の電停まで歩いて電車が到着しなければ更に隣の電停まで行くという感じで、
思ったよりも徒歩移動が多くなってしまった。
萱町六丁目まで行って本町六丁目まで戻って、本町線を歩いて取材し、
本町五丁目、本町四丁目、本町三丁目、西堀端、大手町と結局JR松山駅まで歩いてしまう。
再び電車に乗り市役所前、県庁前、勝山町、警察署前と取材していく。
ちょうど駅伝があるみたいで県庁前にはゴールが設置されていた。
ここまで取材して朝車窓から見つけたラーメン店には行って昼食を取る。

2007/02/15 21:48

※写真:ホテルから見た松山駅前電停の伊予鉄道市内線2000形 撮影時刻 2007/01/28 08:04:54


  7.伊予鉄道市内線全電停取材午後の部

警察署前にある「元気いちばん亭」というラーメン店に入る。
オーダーは味噌チャンポン\850、餃子セット\480。
ちょっと喰いすぎだ(^_^;)
南町、公園前と取材し、一端道後温泉まで行ってから宮田町まで行く。
ここから歩いて松山駅まで行き、更にそのまま歩いて大手町まで行って、
平面交差する伊予鉄の市内線と郊外線を撮る。
伊予鉄の市内線と郊外線は小町では線路を並べ、
同じ駅舎で仲良くホームも仲良く並んでいるが、
大手町では郊外線は電車線として通行時には踏切を遮断して優先して通るが、
市内線は併用区間のためにほかの自動車と同じように、
郊外線の電車が通行するのを踏切の手前で待たなければならない。
郊外線で駅一つ分、市内線でも駅三つ分でここまで立場が変わるのが面白い。
郊外線通過時間を待って、郊外線としない線の二つの電車を、
一つのフレームの中に治めたいと思った。
しかし郊外線通過時にちょうど市内線が踏み切り待ちをしなかったため、
15分待って再び郊外線の通貨を大手町前の踏切で待つ。
今回はちょうど市内線が踏切に引っかかって、撮影することが出来た。
そのあと再び小町まで行き、
ここでの平面交差を撮影して今回の伊予鉄市内線の取材を完了する。
古町発の14:21の電車でJR松山駅まで行く。
ここで14:40発のリムジンバスに乗車する。

2007/04/08 19:12

※写真:松山のラーメン店「元気いちばん亭」 撮影時刻 2007/01/28 12:04:02


  8.二枚の絵はがき−旅の終わり

本来は19:45の路線バスに乗る予定だったが、
早めにJR松山駅に到着したためにリムジンバスに乗ったのだ。
しかし外国からの客でいっぱいで立ちながらの乗車となった。
車内はいろいろな国の客で国際色豊かだった。
松山空港に到着してJALのカウンターの自動発券機で発券し、
空港内の売店で道後ビール3本セット購入する。
道後ビールは前回四国旅行した時に見つけたが、
ちょうど売り切れで購入できなかったのだ。
しかし330ml入りのビール3本セットは思ったよりも重かった。
JAL1472便は使用機の到着が遅れているために10分遅れだった。
今までずっとANAだったので、JALは久しぶりである。
気流の関係で、途中でかなり揺れた。
機長の指示でCAも着席するほどのかなりの揺れだった。
羽田空港に到着し、降りる時に絵はがきを貰った。
JALでは搭乗機の機体の写真とコクピットの写真の絵はがきが置いてあり、
自由に貰うことが出来る。
JALの楽しみはこの絵はがきを貰うことなのだ。
このあと19:45のリムジンバスでJR津田沼まで行く。
最近は帰りはずっとリムジンバスを利用している。
疲れているし、荷物も重いのでリムジンバスは有効である。
松山では時間が早すぎて夕食を喰いそびれてしまったりで、
津田沼に着いてからPARCO内「とんかつうえだ」でジャンボロースカツ定食\1,050喰う。
満腹になってJRで帰る。

 −撮影データ−

2007.01.27. 撮影 391枚 保存 25枚
2007.01.28._1 撮影 250枚 保存 40枚
2007.01.28._2 撮影 264枚 保存 35枚
2007.01.28._3 撮影 172枚 保存 21枚

 合計    撮影 1077枚 保存 121枚 採用率 11.2%

2007/04/08 20:21




REI RINGONO travelnotes
All rights reserved,
Copyright (C) Semisweet Apple Company and REI RINGONO 2008-2012

inserted by FC2 system